ニキニキニッキーニッキ書評

ちょっとした発見と書評が

ひとつのコミュニティに縛られないで、いろんなとこに顔を出してみよう

なにかの趣味のコミュニティとか、運営とかで行き詰まったら、他の分野に顔を出してみよう。類似点や相違点が見つかって、いろいろ参考になるかもしれない。たいてい、好きなものに対しては客観的に見れないので、一旦離れるっていうのは後で冷静に見つめなおしたりすることもできるし、良いものですよ。
他にも、これは読書の本選びなんかにも役に立ちます。例えば、自分が勉強をしたい、と思った時に、勉強の本では無く、教育の本を選んでみる。自分で自分を教育するという観点でよんでみよう、ということだ。 (もちろん素直に勉強の本を読むことも忘れずに!) そうやって、物事をいろんな切り口から見てみる。私もまだまだ十分実践できていないけれど、ときどき便利です。その場ですぐに、知らない分野がどんなものなのかを予測をつける時などが、特に活かせます。

数字という観点から

たとえば、人数という比較をしてみましょう。自分の趣味や所属する企業はどのくらいの人数なのか。それと、テレビなどでふと見つけたコミュニティとかはどのくらいの人数なのか。
単純な市場調査にも使えます。たとえば、美容院店舗数とかを記憶してみてはどうでしょう。厳密でなくてもいいのです。二十万店舗くらいあるらしいです。日本人口を一億三千万とすれば、650人に一店舗。一人は2カ月に一回髪を切ると仮定すると、一日の一店舗に10人くらい。割と妥当な数になることがわかります。
一時期、どこかで「ヘアカットのモデルを美容師とマッチングさせるサービス」というものがリリースされたを見たのですが、こういう数字を見てみると、このままではこのビジネスは元が取れないのが良く分かります。カットモデルを応募してみようと思う人数であるとか、地理的にいけるかどうかとか、いろいろ要因がありますので、その数字もアタリをつけてみていくとよくわかります。

こういった大体のデータをもとに、類似する仕事や趣味を、母数を考えて考えたりすると、数字のアタリをつけるのに良いです。「○○があるといいよな」といった発想にもとづいてビジネスを始めたいとき、それでどのくらい人がくるのか?という時に、いろんな分野で事前にこういった数字いじりをしているときっと見込みに大きな誤差が現れないと思います。

質的な観点から

各分野は、そのメインメンバーの発展であったり、新規顧客(入門者)などへのサービスなどいろいろ取り組んでいるはずです。そういうのも、分野を超えて比較してみてはどうでしょうか。知らない分野を見てみたら、とてもいいシステムがあったりして、それを自分の領域にも適応させてみよう、なんて風になるかもしれません。その時は、もちろんそのシステムがどうやって成立しているかを考えて、自分の領域で活かしづらいならうまい対応を考えたりしていろいろ挑戦してみたり、諦めたり。

私もまだまだたくさんの分野、領域をのぞきに行こうと思います。また面白い発見があったら日記にしよう。それでは。