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僕が漫画家だったらこんな不正ダウンロード対策してみようかな

今日の記事の要約

不正アップロード、ダウンロードしてる人がいて 、出版社は対策が全然できてなくて、最後に私が考えたひとつの対策を述べてる。

 

結構不正アップロード、不正ダウンロード者はいるみたい

知ってる人はかなり知ってると思うが、ネット上には、漫画などを勝手にアップロードしている人がたくさんいて、ちょっと頑張れば、いくらでも無料で漫画が読める。これは不正なことなのでやってはいけないことです。
実際は、日本の100人に1人はそうやって読んでるのではないだろうかと推測する。

不正とはいっても、もうこれは車が制限速度を守らないくらいの領域に近づきつつあるし、止められないのかも・・・・とは思う。漫画家自身や、出版社はなんとかして対策を練らないといけない。

 

既存の出版社は、漫画を配信する方法を全然理解できてない。

例えばネット上で公式に配信するのはひとつの手なのだが、残念ながら今出版社がやってる方法は殆ど”なってない”。なぜなら、専用のリーダーを独自に作って、ダウンロードさせないようにしているからだ。

不正アップロードという悪質な手段に対向するための手法だから当然のようにみえるのだが、消費者目線に立つことが全く出来ていない。
ようは、不正に手に入れた漫画の画像ファイルより読みにくいのがいけない。読む側としては当たり前のことだ。

個人的な意見としては、裏サンデーがギリギリ合格点ではないだろうか。読みやすい。次点でとなりのヤングジャンプ裏サンデーにつられて始めたようなものだし、サイト全体にあまりやる気が感じられないが、まあ読みにくくは無い。最近始まった「もぐささん」とか、個人的にメチャクチャ面白い。
スクエアエニックスとかがやってるあの変な漫画リーダーはダメダメ。時々画像が表示されない。というか、なにをやってんのかが分からない。

 

ぼくの考えた不正ダウンロード対策

そこでひとつ、私が漫画家(あるいは編集者)だったら、やってみたい対策をここに書いておきます。私はそういった職業でもないし、知り合いにそういう人もいないので、ブログの記事として残しておこう、と思いました。有効性があるかはちょっとギリギリ怪しいので、試してみたい人は、自己責任で、こっそりとどうぞ。

以下に前提

  • 自分の漫画は、そこそこは面白い。(誰かがネットで不正にゲットしたくなる程度には、ということ)
  • 5巻以上は続く。

実はこの2つの条件だけで実践できる人は絞られてしまうのではないかという懸念はさておき・・・・

 

  1. 5巻くらいまではネット上で公開する。

    ただし、それは公式サイトとして公開するのではなく、いわゆるネット上に不正に公開されているのと同じように、”不正にアップロードしてばらまく”のである。たしか権利者本人であろうとたしか良くないことだったはずなので、自己責任でよろしく。要は自動車の制限速度と同じことなんだと思えばいい。

  2. 漫画データのリンクを貼るサイトにリンクを貼ってもらうよう頑張る。
    ここは適当に調べてくれ。向こうだって、ただでデータをアップロードして提供してくれるのだから、手順を間違えなければ喜んでリンクを貼るはずだ。

  3. 最後、3巻目以降のデータは、わざと故障した画像を入れる。読んでる最中に止まってしまうように。「画像が正常に読み込めませんでした」って表示をされるようにできるとgood。

厳密に3巻目じゃなくても、話の盛り上がりとかでうまく調整してみてください。

 

利点
既存の不正アップロード者がゲットした顧客を取り返せる。

途中まで読んで、画像がうまく読み込めなくてモヤモヤした人が漫画を買ってくれる。

 

デメリットは自分で考えてね。