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手軽に良い習慣をつける方法を考えてる その2

手軽に良い習慣をつける方法を考えてる の続きでございます。

リストを複数作って、それらをつなげてやるという簡単な方法で、身につけたい習慣を楽に実践できたり、持ち物リストみたいにして忘れ物を防いだりできるんじゃないの、と前回書いた。

試してみたら結構良い感じ。やりたいことをやりたいときに忘れないように思い出させてくれるのだから勝手が良いに決まってるし、システムがうまく回らなかった時は、それはリマインドの仕方が悪かったんだな、と考えて、リストの呼び出し方法を再考するきっかけになる。
これを繰り返してれば、自然とやりやすいようにリストとリストのつながりが構築されてく。

一例を上げれば、私は前からやりたかった柔軟を毎日20分朝と夜、このシステムを始めた日から継続しております。他にもあるが、もうちょっと結果が出てからにしよう。

私はevernoteでやってるのだが、ノートブックやタグでややこしい分類はせず、だいたい一つのブックにリストをまるごとぶち込んで、「何かの時に最初に見るリスト」だけをショートカットに入れて、そのリストから他のリストにリンクで飛べるようになってます。
リンクをはるのも10秒くらいでできるし、ぎりぎりストレスにならない。ここはパソコンなんだからもっと簡単にできると嬉しいんだけどね。
とはいっても右クリックでノートリンクをコピー→貼り付けを往復させるだけなので、楽である。

コレ自体は多分、evernoteじゃなくても、情報カードみたいな紙のカードで代用できそう。ペンとカードの束だけで実装できて、習慣化をかなり支援してくれるからかなり良いように思う。高校時代にやってみたかったなあ。
パソコンかスマホを常時見れない場合は、一部カードにするのも良いかもしれない。名刺サイズなら印刷とかも難しくない。

このシステム自体は、似たような発想のものも調べたら少しでてきた。そこまで新規性の高いアイデアでは無いのかもしれないが、知名度は低いし、こういうものの知名度って名前をつけてやらないと広まらないのだが、良いネーミングができないんだろうね。「○○メソッド」みたいな名前じゃ胡散臭くて仕方が無い。

行動に対するモチベーションを上げるより、その行動を極限までこっちに下げよう

よくある話といえば良くある話かもしれない。

モチベーションを高めたい、と私はよく思ったものだし、多くの人も同じだと思うが、冷静になってみよう。いままでモチベーションについてたしかな感触を持ったことがない、モチベーションというものがいったいどういうものなのか認識し実感したことないのに、それを良いものであるというか、自身が扱うものとして認めてやるのはおかしい。

熱中すると大変よく頭を使い、物事も進んだり、ものによっては勉強になったりして、なにかに熱中するというのはなんだかとても良いものであると思える。これはそのとおりだと思うし、可能な範囲で熱中が引き起こされるようにするのも価値は有ると思うが、基本的に熱中というものは、しようとおもってするものではなくて、なってしまうものだ。

やらなきゃいけないのに、あるいは、やりたいのにできない。といった対象にモチベーションを期待するのは、株を守りて兎を待つ状況に近い。
熱中は、起こってみれば大変よいものだが、基本的に人間はやらなくてはいけない仕事が多く降りかかって、熱中を待ってはいられないような社会に、現在はなっている。

「向こう」に上り詰める現象が「熱中」で、それが引き起こされないなら、「向こう」をこちら側にひきずり下ろしてやるのがひとつの解決手段だろう。
熱中が引き起こされるのを待つよりかは、こちらは比較的、意図して、機械的にこれをこなせるようだ。
熱中とは逆で、こちらはどちらかというと冷静さであったり、全体を見下ろす客観性が大事になる。

熱中とは逆のアプローチとして、冷静さを要求されるのは、面白いようでいて当たり前なのかもしれない。

ネットのブログには、現実で人に言う機会が無いけど、公開した方が良い言説を書いていてほしい

例えば、「ネットのブログには、現実で人に言う機会が無いけど、公開した方が良い言説を書いていてほしいよね」って友達に言う機会は、多分訪れない。私としては気になってる話題だが、それは友人と話して盛り上がることじゃないし、二人や数人に伝えても仕方がない。
このブログのアクセス数はそんなに多くないが、それでもだれでもアクセス出来るという点でいえば、こうやってネットで公開すればそれ以上の人の目にふれる可能性はある。

「○○する人に知っていて欲しい」みたいな記事もあるし、当事者が読めば割りと役に立ちそうで、当事者じゃなくても面白いというものは多い。だが、中には、個人的な愚痴を一般論にして語る人がいて、こういうのは減って欲しい。
上司に飲み会へ強引に誘われて迷惑してるなら、当人に伝えるか、やんわり伝えるか、自分の立ち位置を弱めないようにうまくいくように計らうとか、そういうことをすべきで、ネットで愚痴してスッキリしても仕方のないように思う。どうせ書くなら、「どうすればお互い心地よく断れるか?」とかを考えて実践してみました!みたいな建設的な形にしたらどうだろう。まあ、人が愚痴を書いてはいけない道理もないのでコレ自体は絶対悪なわけはないのだ。どちらかというとそれに乗っかる人々がよくないのかもしれない。

もうすこし、ブログというものは、資本主義的な自由競争ではうまくいかないところに突っ込むような体制があると良いのだがなあ。「やっぱ才能有る奴はいいよな」みたいなくだらない愚痴じゃなくて、誰かのためになるけど伝える機会が無かったものを書いていきたい。

恐ろしいほどに"許可"や"善悪の判定"をしたがるネットの人たち

はてなブログやそれ以外いろいろを見て思うのが、トップページの人気エントリーなどで、わりとみっともなくてカッコ悪いことが多く話題にされている。
あんまりネット上で話題になってることを取り上げるのはカッコ悪いのでしたくないのですが、最近こういうのを眺めていてギョッと思ったのでまとめておこう。

ネット上で話題になってることってどんなことだろうな~と思って人気エントリー人気の記事)であるとか、Twitterでリツイートされてくるものを眺めていると、だいたいこんなふうに分類されるかな、と思います。

  • 純粋に面白い、笑える、悲しい。(直接に感情的なもの)
  • 真面目な主張 斬新なアイデアや発想
  • 善悪の判定や許可を求めてるもの

普通の日常では、善悪を判定なんて滅多にしない

特に最後の部分が、今回取り上げたい部分なのです。上の2つや、この箇条書きに分類しきれなかったことは、大抵現実世界でもやってきた行動なのです。面白いことを言ったり、ねえねえこれすごいよ!とかいったり、もしかしてこれこうしたらよくね?とか。コミュニケーションの中で通常に出てくるもの。

ただ、「善悪の判定」ってのは、現実の会話では少ない。(もちろんゼロではない。時々は言う時もあろう)
普通そんなことはしない。「在日野郎は日本にいるべきじゃないよな!」とか友人にいったその友人が在日だったらどうするの?一度でもそんなことしてしまえば、自分がどれほど酷いことをいったか大変実感できると思う。

こういった極端なことじゃなくても、ちょっと寝不足の時に奇妙にイライラして、後でしっかり休んで思い出すと、「あれ、なんであんなにイライラしてたものなんだ。寝不足は怖いなあ」と思うし、他人がイライラしてても、寝不足なのかもしれないしどうにも大変な事情があるかもしれないと、想像するものだ。多少悪いことでも、他の事情や他の善のためかもしれない。簡単に一般論など当てはめられないものだ。

一方、ネット上の”一時的な話題”ってのは、恐ろしいほどに「善悪の判定」を求めていると思う。もしも知り合いでこんな奴いたら、ソッコーで距離を置くぞ、みたいなことを平気で話題にしまくっているのである。最近ので覚えてるのは、人工知能学会の表紙の話かな。そんなのどうでもいいのに、良いか悪いか、みたいなことばっかり書いてあって気持ち悪い。

ただ、そういうことを書くのも、絶対悪なわけではない。議論は必要なことも、もちろんあろう。当てはめるのは難しくても一般論は大切だ。ただ、ネットだと大抵の場合、個人が勝手にいいたいことを書くだけで議論でも何でもないので、そういうことをしないほうがいい。しても得がない。書いた人が勝手にスッキリするだけで、非常に気持ちが悪い。

話題に反応をしているのは千人に1人

そしてもう一つ主張しておきたいのが、そういう「善悪の判定」であったり、何らかの反応を示すのは、全体のユーザのごく一部であるということ。

反応しない大半の人をサイレントマジョリティといったりもするらしい。サイレントな訳だからだいたい計測をすることは難しい。ウェブサイトならアクセス数と書き込み数の比較などが出来るのだが、あまりそういうのは見れないし見ないだろう。

一番手っ取り早くてあなたにも出来る、サイレントマジョリティを実感する方法は、Youtubeを見ることである。有名な動画の再生数と、高評価(+低評価)数を見てみよう。ジャンルによってちょっと違うこともあるが、だいたい1000分の一なのである。

つまり、1クリックの反応を示すのはだいたい1000人に1人で、逆にいえばネット上の話題につい反応してしまう人たちというのは1000倍の予選を勝ち残ってきた「書き込みたがり」なのだ。評価ボタンと書き込みの労力は随分と違うから、もしかしたらそれ以上の倍率かもしれない。つまり僕もその1000人の1人の馬鹿者であるだろう。

そういうネットの人たちが集まって話題にしていようと、全体の1000分の一である。そんなにムキにならないで、「あ、そう」だとか「こうやってムキになってる野郎どもは1000人に1人の馬鹿なんだぜ」とサラリと流せる能力を多くの人につけてほしい。

血の繋がりってなんだ?血はどこにもつながってないぞ?

もしも親に「実はお前は橋の下から拾ってきたんだよ」と言われたら、あそう、と答えるとおもう。一部のドラマや小説で何かと血縁を重要視して、関係がこじれたり感動の相互理解をしたりするが、不思議なものである。いや、実際そんなに血縁は重要視されてないからこそ、そういうドラマを作りたくなるのかもしれない。
親が親であるのは、間違いなく経済、家庭、その他教育等、数々の点において支えてくれた点であり、それだけだと思う。それなりに育てられて育ってきた人は皆親に感謝しているだろう。しかし、それをなぜ「血のつながり」というのだろうか。

生まれた瞬間に、母親からの血は絶たれる。生き物は皆、生まれ育てば親の血を断つように設計されている。自分の血は、自分の体としか繋がっていない。

しかし現実に、血縁に悩む人もゼロでは無いはずだ。生みの親が不在で、育ての親にも恵まれなかった時、きっと血縁を重視するようになる可能性は十分ある。しかし、上記のことから考えると、血縁というものは自分の肉体と自分の外の社会概念にしか見い出せないのだから、血縁に悩まされる人はまさにその血縁以外の外の人々に苦しめられてるとも言えるのではないか。

なので、あんまりドラマとかで血縁を持ち上げてつらい風にしないほうがよいのでは、と思った。しないほうがよいのだが、止める人のメリットもない。苦しい人は苦しいままの世の中だなあ。

手軽に良い習慣をつける方法を考えてる

良い習慣を定着させたい!

勉強とか運動とか、何か自分にとって良いことを習慣化したくても、なんだかんだでいつの間にか忘れてしまったという人、私含め多いのでは無いだろうか。語学学習とか、ストレッチとか・・・。
他にも、アレをやっておこう、と気をつけていたら忘れていた、とか、仕事や生活の時にも、やろうと思っていたことを忘れるのが何かとツライ。
TODOリストを作ってみるも何かうまくいかない。 GTDというものも、降り掛かってくる雑務を処理するという点では良いのだが、何かの習慣づけとかそういう機能が無い。
そういった経緯を踏まえて自分なりに新しい仕組みを考えた。これから実践していこう。内容は以下。

名称未定、習慣を定着させるシステム

習慣化したいものや、既にある習慣などをリスト化するのだが、単純にTODOリストのようにするのではなく、それらのタスク(一個一個の行動)を、その行動を起こす条件に応じて分ける。
具体例を挙げれば、
朝起きたらすることリスト
* 出かける前にすることリスト(持ち物、部屋の電気消したか等々)
* 土曜日にチェックすることリスト
* 一週間の予定をたてるときに見るリスト
* ○○の勉強をするときにチェックするリスト
* 帰宅したらすることリスト
* 寝る前にすることリスト

そして、特定のリストを見たら、次にどのリストを見るかというのを書いておく。
土曜日に見るリスト→一週間の計画を立てるときの注意点リスト
こんなかんじに、特定のリストを起動したら次にするべきリストをちゃんと書いておけば、リストのし忘れが無い。
注意するのは、どのリストからも起動されないもの。上の例なら「朝起きたら」「出かける前」「帰宅」「寝る前」などだ。これは自力でリストを見るように気をつけたり、アラームをかけたりしなければならない。そこは努力をしないといけない。 最初から一気にリストを作る必要はなく、「あっコレ次回忘れてそうだしリスト化すると楽かも」と思いついた時点でメモにして書き出していけば良い。リストの発動条件なども後から付け足していけばよい。

なんだかプログラミングと似ているような気がする。良い方法だと思うのだが、思いついたばかりでまだまだ実践できてない。

実践するには、名刺サイズのカードや、5*3サイズの情報カードなどを縦向きに使って横書きで使うと出来る。あるいはデジタルで使うならevernoteなどがいいかもしれない。

これらは、毎日、毎週、毎月する一定の行動を管理するのに良さそうだが、毎日違う行動をするような行為を扱うのには向いてない。とりあえずこのシステムを使ってみて、また改善点が見つかったら日記にまとめていこう。

Google Apps Script をいじっている

javascriptの勉強に調度良い。
いろいろ複雑なこととか、多めのデータを動かそうとするとすぐに遅くなるので、可能な限りjavascript内で解決して最後にスプレッドシートに出力したりするといいみたい。

しかしいろいろ処理が複雑になってくるとややこしくて自分で書いていてわからなくなる。こういうのはクラスとかオブジェクトとかそういうことをやらないといけないのかな?最近概念は理解し始めたけど、自分でいざ書くとなるとどうすればいいのか分からないや。

今日はこれだけ!